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アメリカとの国境閉鎖延長へ-6月21日まで

カナダとアメリカの間の国境ですが、5月21日まで閉鎖の予定でありましたが、アメリカ政府とカナダ政府との協議の結果、1か月延長し、6月21日まで延長されました。


先日カナダの首相は、アメリカとの国境閉鎖解除の条件の一つとして、カナダ国民のワクチン接種率が75%に達することを挙げており、現時点では42%に留まっているワクチン接種率では、時期尚早と判断したのだと思われます。


カナダの第3波感染状況は峠をこえており、各地で陽性患者数が減少傾向にあります。

しかしながら、コロナ患者によるICUの占有率は高いままとなっており、峠を越えてどこまで感染者数が減っていくのか、重症患者や入院患者がどこまでが減るのかについても注目をしたいところです。


カナダで毎日行われているPCR検査は最大15万人以上と、かなりの数の検査が実施されておりますが、地域によっては16%台の陽性率もあり、峠を越えたと言っても楽観視出来る状況にはまだまだ時間が必要であると思われます。


ただ、ワクチン接種率の高い地域では、劇的に患者数を減らしているのも事実となり、ワクチン接種率が上がり、患者数が一定以上減少した場合には、接種率75%に達しなくても、アメリカとの国境閉鎖の解除の可能性はあるのではないかと思います。


カナダ人の意識調査では、かなり高い割合で、ワクチン接種について否定的な人も多く、首相の目指す75%の国民が接種をするという目標には遠く及ばないことが考えられます。





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