アルバータ州の変異種は99%がイギリス型
アルバータ州の感染拡大が止まらない状況にありますが、新型コロナウィルス感染のうち、半数弱が変異種と呼ばれるもので、変異種のうち、99%がイギリス型と呼ばれるもののようです。
しかし、アルバータ州内では、南アフリカ型やブラジル型も確認されており、この先これらの変異種も感染が拡大する可能性を秘めているようです。
従来の新型コロナウィルスと比べて、イギリス型が約50%増しの感染力があるとされ、ブラジル型に至っては2倍ともいわれているようです。
このことから、今後感染者の近親者については、隔離期間中の14日間を超えて、2度目の検査をすることにしたようです。これは14日間を超えても感染する可能性があることから、予備的措置として実施するようです。
また、アルバータ州の医師によると、この先の隔離については、寝室やトイレ等が他の家族から完全に切り離された状態での、家庭内隔離が出来ない場合については、ホテルなどの施設を利用した隔離の実施の必要性についても言及し、自治体ベースなのか、州政府主導なのか分かりませんが、感染拡大防止の為に、より厳格な隔離措置を検討する必要があるようです。
これらのことを考えますと、第一波や第二波とは異なり、第三波については、これまでの予防方法や隔離方法では抑えることが出来ない可能性があるのかもしれません。
今まで感染しなかったとしても、イギリス株の50%増しの感染力や、ブラジル株の2倍の感染力では、多くの人が感染してしまう可能性があることを、一人一人が受け止めての行動が必要かもしれませんね。
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