オミクロン株みつかる-カナダ

11月29日、カナダのオンタリオ州で4例、ケベック州で1例のオミクロン株が発見されました。 現在、この2州は先週より陽性者の数が増加傾向にあるため、この先オミクロン株がさらに見つかる可能性があるかもしれません。

カナダは、南アフリカなど、一部の特定の地域への渡航禁止に踏み切りましたが、オミクロン株を最初に発見したCoetzee博士は、各国政府やメディアは過剰反応を示していると述べています。

デルタ株の症状と一致しない患者が居たため検査を行い、初めてオミクロン株の発見に至ったようですが、患者の症状としては軽度であり、自宅での治療で問題なく、重症化を引き起こす症例は今の所出ていないのだとか。

現時点では、オミクロン株による重症化や、ICUへの搬送が必要となったケースはないそうで、デルタ株とは異なり、味覚の喪失や、酸素レベルの低下はみられていないとのこと。 にもかかわらず、各国政府やメディアは、渡航禁止などの行動制限を正当化する発表をしていることに警告を鳴らしています。