カナダの感染者数(新型コロナウィルス) 5月11日 夕方時点
カナダ全土
感染確認1299572(+5386) 患者78039(-1787) 回復者数1196819(+7141)
アルバータ州
感染確認211836(+1449) 患者24998(-440) 回復者数184719(+1887)
カルガリー市
感染確認70917(+591) 患者9315(+43)回復者61026(+548)
バンフ
感染確認796(+1)患者47(-9) 回復者749(+10)
キャンモア
感染確認424(+0) 患者47(-3)回復者375(+3)
ジャスパー
感染確認233(+0)患者4(+0)回復者223(+0)
死亡者数
カナダ全土 24714(+32)
アルバータ州 2119(+2)
カルガリー市 576(+0)
バンフ 0人(+0)
キャンモア 2人(+0)
ジャスパー 6人(+0)
一日の感染確認者数
オンタリオ州2073、ケベック州660、アルバータ州1449、BC州515
陽性患者数
オンタリオ州31151(-840),ケベック州7817(-326),アルバータ州24998(-440)、BC州6217(-122)
アルバータ州も、ようやく潮目が変わったのかな?と思える状況になってきました。
ワクチン接種の延齢が下がってきたことがその可能性としてあるのかもしれませんが、一つ心配なのが、ワクチン接種後、2週間しないとその効果が表れないとされていること。
つまり、ワクチンの効果が出ると考えられているよりも、早い段階で潮目が変わったと感じられる状況になったということになります。
ここにちょっと安心出来ない材料がある気がしてなりません。
そこで、3月1日から5月11日までの、PCR検査数と陽性患者数の割合について調べてみました。
驚いた事に、0.05%~10%という大きな開きがあったことです。
この数字は最も大きな差になるのですが、日常的に2%~10%と5倍もの開きがあることに少し驚きました。陽性患者数はある程度一定の割合で出るのでは?と予想しており、ワクチン接種が進むことで、検査に行く人が減る可能性を考えていました。その結果、確認される陽性患者数が減ることも考えられ、結果としてワクチンの効能が出る前に、患者数が減るという傾向があるのではないかと思っていたのです。
検査数は一日あたり、この第3波の渦中では、カナダ全体で10-15万人が検査を受けている状況で、他州の患者数が減り始めた4月20日頃からのカナダ全体の検査数は特に大きく落ち込んでおりませんでした。
しかし、オンタリオ州について調べると、4月20日以降、徐々に検査数が落ちていることがわかりました。それ以前は4.6~5.6万人位がオンタリオ州でPCR検査をおこなっておりましたが、4月20日以降は、3.2-4.4万人と2~3割程検査人数が減っているという状況にありました。
検査人数が減れば、陽性患者数も減るのは当然の流れとなるのですが、検査数に対して陽性患者数の割合は若干上がっていました。
4月20日以前のPCR検査数に対する陽性患者の割合は3-8%に対し、4月20日以降に関しては、7-13%と増えています。
検査数が減った割合程、陽性患者数は減っていないのは、この確認率が上がった事と関係しているのかもしれません。
ワクチン接種が進むことで、その効能が出る前に、陽性患者数が減り始めているというのは、接種した人としては症状が出たとしても、ワクチン接種をしているから安心という気持ちから、PCR検査に行かない人が増えている可能性があるのではないかと思います。
アルバータ州も少し潮目が変わったかな?と思える状況になってきてはいますが、ワクチンの効能が出るまでには、もうしばらく時間がかかるはずですので、一人一人の行動には責任を持ちたいと思います。
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