ツアーガイド不足という現実

コロナという世界的に感染拡大が起こった病気の影響で、ロッキー地区でもツアーガイドが足りないという現実があります。
かつて、アルバータ州では、多くのツアーガイドが就労ビザで働いていました。
しかし、2020年、2021年、2022年と3年間、就労ビザの取得が出来なかった関係から、就労ビザを取得するには、企業の利益体質などを含めて、一からの審査が必要な状況となりました。
2023年に就労ビザを取得するには、2022年の営業利益が、新たな人材を確保し、必要十分な給料を支払うに値するだけのものがあるという証明をしなければ、就労ビザの取得が出来ません。
つまり、2023年に就労ビザを取得できる企業はほぼ無いでしょうとのことです。
このことを考えると、このコロナ禍で生き残って来たツアーガイドはごく僅かであり、他業種へ移籍してしまった人も多く、ツアーガイド不足という状況は、2023年から今後数年間続くであろうと考えられます。
コロナ後海外旅行へ行かれる方々も多いと思いますが、もし、皆さまの中でロッキーに来る予定のある方々は、早めに現地ツアーのお申込みを行い、予約確認をもらうことをお勧めします。
ツアーガイドが不足している状況となりますので、ツアーの催行が出来ない。出来たとしても、殆どガイディングと呼ばれる説明の無いツアーとなってしまうことも、会社によっては考えられると言うことです。
決して安いわけではない、カナダ旅行。
特別な思いでにしたいのでしたら、早めにお申し込みをすることをお勧めいたします。