冬 ロッキー観光
- カルガリーガイドサービス
- Mar 8, 2024
- 4 min read

寒波の中、冬のロッキー観光にご案内させていただいたのは、こちらのホテルにお泊りのお客様2名様。 大手旅行会社にお願いをしようとしたところ、カナダの個人旅行は一切扱っていないと断られたようで、ネットで検索をして、カナダ専門に手配を行う会社にたどり着いたのだとか。
BC州で留学中のお子様に逢いに来たついでに、30年ほど前に来られたロッキーへ。 冬のロッキーに来て何があるのだろうか。 そんな不安もあったようですが、カナダ専門の旅行会社のスタッフに勧められて来ることを決めたのだとか。
カルガリー空港から到着した日は、雲が垂れ込み、山さ一切見えない状況でしたが、観光のこの日は最高の天気に恵まれました。

雲一つない天気とはこの日の事を言うのでしょう。
恐らく、この冬で最も天気の良い日で、風も一切なく、-15度とは思えない、日差しの温かさを感じる一日でした。

上空は少し風があるように見えますが、我々が立っている場所は一切の風がありませんでした。

30年程まえに来られた時は、秋、9月。 黄葉の季節だったようです。 全く異なる季節
思い入れのあるレイクルイーズに到着し、冬の景色のすばらしさに、お客様は感動されておりました。


当時、宿泊されたホテルないも散策をして、ホテル内ですこしお土産も購入されていました。

平日のこの日、夏には朝8時の段階で全て埋まってしまうこの駐車場も、この日は10台にも満たない車両しか停まっていませんでした。 それにしても、白い雪と青い空がとっても綺麗でした。

クロウフット氷河に来ても、雲一つない天気。 全く風もなく、身に染みる寒さではありましたが、普通に景色を楽しめる状況でした。


標高2000メートルを超えるボウレイク 風が強いことでも有名ですが、この日は一切の風がありませんでした。

綺麗な雪は水色に見える。 それが簡単に分かる写真が撮れました。




初体験のカンジキを子供のように楽しむお客様。
実はカンジキが無いと、ひざ上まで簡単に埋まるなか、カンジキで誰も歩いていない場所を歩き、動画を撮っていらっしゃいました。

あまりお腹が空いていないというお客様。 レストランでの食事ではなく、レイクルイーズの人気のパン屋さんで、暖かいスープやパンを楽しまれたあと、午後の観光へ。
モランツカーブの雄大な景色は、貨物列車こそ通過しなかったものの、ロッキーの山の雄大さや、どこまでも続く森、自由に流れる川と、それに沿うように線路が敷かれている景色に感動されていました。


ジョンストンキャニオンに向かう道路
日本ではなかなか見ることが出来ないような景色の中で、写真を撮っていらっしゃいました。

朝見たキャッスル山とはことなり、午後になると少し雲が出てきましたが、それでも空の青さはとっても綺麗でした。

カンジキの次はクランポン。 凍っている場合でも滑ることが無い滑り止めを靴に装着してジョンストンキャニオンへ。
凍った滝を見に行きました。
暖かくとっても良い運動になりました。

バンフへ戻る途中、お客様がとっても気に入った山、マウントランドル ならば綺麗に見えるバーミリオンレイクスへと足を延ばし、凍った湖とマウントランドルを堪能しました。

確かに、冬のロッキーは、夏の氷河観光や、カヌー体験などアクティビティーは無いかもしれませんが、この大絶景を独り占め出来ると言っても過言では無いほど、観光客がいなく、音のしない静かな大自然のなかで、ロッキーの雄大な懐に抱かれている感覚を感じる事が出来るのが良いのだと思います。
湖は全て氷、エメラルドグリーンやコバルトブルーと言った色を見ることは出来ませんが、観光客のいない、誰にも汚されていない大自然を見るのは、この時期ならではの体験かもしれませんね。
カナダ専門の旅行会社。
大手旅行会社とは異なり、一人一人の思いを旅の形にしてくれます。
皆さんがどんな思いでカナダに来れれるのか。
同じルートだったとしても、夫々の思いは異なるはず。
そんなお客様の思いも合わせて弊社にご連絡をいただき、お客様をお迎えすることは、ツアーガイドとしてとっても遣り甲斐のあるツアー形態だと思っております。
パッケージツアーも良いかもしれませんが、一人一人の思いを形にしてくれる、そんなカナダ専門の旅行会社に出会うことが出来た今回のお客様はラッキーだと思います。
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今まで夏季のみ1日1便のデイリー運行であった東京/成田~カルガリー線ですが、冬季もデイリー化することを決定したようです。 夏も、冬もロッキーが近くなります。 記事詳細は こちら から
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