陽性患者数100人越え-バンフ国立公園
4月12日、バンフ国立公園内の陽性患者数が、第二波以来100人を超えて、101人となりました。
第二波のピーク時は、11月29日の192人でしたので、まだ約半分と言える状況ではありますが、アルバータ州の陽性患者数の51%が変異型であるとの統計が発表されており、変異型は従来型に比べて、1.5~2倍の感染力があると言われています。
さらには、症状の長期化や重症化をも言われており、この先の感染の拡大が心配になります。
現在アルバータ州では、ロックダウンは行われておらず、規制を強化した状態ですが、変異型が全体の51%になったことから、早めの対策が必要になるかもしれません。
また4月12日よりワクチン接種は2Ⅽへと移行していますが、一般人には全く影響のない段階移行であり、2Ⅽのあと2Ðになると、50-64歳までの一般人のワクチン接種が対象となる予定です。
2Ⅽには医療従事者も含まれており、24万人が対象のようですが、現在のワクチンの供給ペースからすると、3-4週間の時間を要するようで、一般の方がワクチン接種の対象となるまでは少し時間があるようです。
49歳以下については、フェーズ3になってからとなりますので、まだまだ先の話と言えるでしょう。
第3波の拡大と、ワクチン接種との競争のような状況になっているのは間違えありません。