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11月29日 冬のロッキー1日観光

この日ご案内させていただいたのは、カナダに留学中のお子様に逢いに来たついでに、家族でロッキーを訪れているというお客様。お客様は、夏の間私と同じように休みが取れない仕事をされており、秋の忙しさが終わり、ようやくお子様に逢いにカナダに来ることが出来たという方。



お客様にお逢いする前に、少しバンフの街を巡ってみました。この日は少し雲が下がっている感じで、シーンとした静けさの中に見る事が出来る、フェアモントバンフスプリングス。




ボウ川沿いにエルクが群れており、一同が川の方を見ている状態でした。凍結した川に目線を映すと、4頭のオオカミの家族が。このオオカミを警戒して川の方を見ていたんですね。



最初に訪れたのがキャッスル山少し雲がかかっていましたが、全体を見ることができました。-10度程の寒さの中の観光となりました。




反対側にはパイロット山が。谷底の雲が取れ始めてきました。
















レイクルイーズは全面凍結をしていました。どれくらいの厚みがあるか分かりませんでしたが、湖の上を歩いた跡がありましたので、5センチ以上の厚みがあるのでしょう。



強い光が無い分、綺麗な氷河の青を見ることができました。夏にはたくさんの車が止まっているこの場所ですが、この日は我々だけでした。










ボウレイクも凍結していました。この地でカンジキを体験していただくのですが、まだ雪が深い状況ではありませんでした。それでも、誰も踏み入れていない場所を選んでカンジキを楽しんでいただきました。車は数台しか停まっておらず、何の音もしないとっても静かなボウレイク。自然の大きさ、人間の小ささを感じる事が出来るほど、静かで自然に包まれている感じがしました。




寒い中で遊んだあとは、暖かいごはんを。この日はハンバーガー。お客様もアルバータビーフのハンバーガーと、エルクバーガーを注文されていました。ここのカフェは、ハンバーガーの付け合わせに、フライドポテト(フレンチフライ)かサラダを選ぶことが出来ます。海外旅行では、野菜不足になるのですが、その野菜を少しでも補給が出来る。そんな選択が出来るのは良いですよね。




お昼ご飯の後は、1Aを通ってバンフ方面へ。まずはモランツカーブ。この日、お昼を摂った場所に貨物列車が止まっていたので、貨物列車が来ることを願ったのですが、残念でした。青空も少し出てきて、綺麗な雪山とボウ川と線路を綺麗に見ることができました。







山の中でありながら、カナダらしい真っすぐな道。雪に覆われた道もとってもカナダらしいですよね。




キャッスル山の麓に訪れたので、このでも写真休憩。思ったよりキャッスル山の上が雲で覆われていました。










ジョンストンキャニオンに行く途中。ムースメドウでその名の通りムースの親子を見ることができました。ムースの目撃はなかなか無いので、とっても珍しく何枚も写真をとりました。




凍結した歩道を歩くために、スパイク付きの足にはめる、簡易クランポンを到着して、滝を目指しました。この日は滝が間近に見る事が出来る洞窟の前には待っている人は居なく、ほぼ待ち時間無しで凍った滝を見る事が出来ました。




トゥージャックレイクを目指す途中で見る事が出来たホワイトテールディア。ディズニーのバンビちゃんのモデルにもなったと言われる鹿。普段は警戒心が強く、車を停めるとすぐに森の中へ帰ってしまうのですがこの日は道路際の枯れた草を必死に食べており、長い時間見ることができました。






トゥージャックレイクに着いたときには夕暮れの時間になっていました。バンフを代表するランドル山も綺麗に見ることができました。




すこし町に明かりが灯り始めたバンフ。野生動物に出会え、大自然の中を満喫していただいた一日になりました。

お仕事柄、夏にお越しいただくのは難しいかもしれませんが、いつか夏の景色もご覧いただければと思います。

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