カルガリー・ファーマーズマーケット
ファーマーズマーケットに視察に行ってきました。(木曜日~日曜日営業)
食べ物、クラフト、お酒などなど。 拘りの店で一杯でした。
カルガリーやその近辺の農場でとれた新鮮な野菜、アルバータ牛で有名なアルバータの畜産業。それらの農場でとれた肉類や加工食品などなど、ファーマーズマーケットならではの楽しみがあふれています。
お酒が苦手な私でも興味がわくお酒が… この蒸留所のシングルモルトはすぐに売り切れてしまうのだとか。 カルガリーから約1時間ほど離れた小さな街にある蒸留所では、夏の間(5/19-9/30)見学ツアーが開催されます。 麦を育てるところからウィスキーやジンなどの製品まで全ての行程を行うアルバータ州唯一の蒸留所。
お酒好きにはたまらないかもしれません。ガイドブックには決して掲載されていない、そんな蒸留所へ出かけてテイスティングと見学ツアーに参加してみるのも良いかもしれません。
別のお店では、アルバータ州で収穫されるフルーツを使ってのワインもありました。
ファーマーズマーケット内で実際に焼かれているパン。 そのパン屋さんが作るスイーツや姉妹店のジェラート屋さんも、見ているだけで楽しくなります。
このほかにも、低温でスクイーズしたジュースから作られているアイスキャンディーが売って居たり、ベルナルド・キャリボウの元オーナーさんが新たに始めたチョコレート屋さんがあったり、スイーツも充実。
お茶ブームから、日本の茶器を売っているお店をみると、日本のお茶文化が誇らしく思えたりもします。日本の抹茶や煎茶だけでなく、番茶や茎茶までありました。カナダ人なのに、詳しく日本のお茶について説明をしてくれました。はっきり言って、一般的な日本人より詳しいかもしれませんね。
フードコートも十分に楽しむことができます。
北米の食文化は、バーガー、ホットドッグにピザが発展したもの。 第一次世界大戦後にアメリカの大量生産大量消費が正しい価値観としてひろまりました。 お馴染みのファストフードチェーン店が当たり前。どこの街にいっても同じものが食べられるのがアメリカ的な価値観と言われます。 カナダもアメリカナイズされてしまった時代はありましたが、チェーン店が苦戦をし、個人商店が勢いづくカルガリー。その最初の登竜門がファーマーズマーケットへの出店となります。 ここで人気を得た店主は、実際に店舗を持つように… 様々な国の、様々な食べ物を試してみませんか。そこにはショッピングモールでは出会うことのない、チェーン店とは異なるおいしさを見つけることが出来るでしょう。
コーヒー屋さんひとつとっても、豆の輸入から焙煎、そしてコーヒーへと、チェーン店では味わうことの出来ない個性を楽しめるはずでず。