カウボーイトレイル

カウボーイトレイルの視察に行ってきました。
道路の脇に牛がいるのが分かりますかね。牛や馬が当たり前にいます。
緩やかな丘陵地帯を縫うように、カウボーイトレイルが続きます。
全長574キロにも及ぶカウボーイトレイル。カルガリー近郊ではこの辺りが最もカウボーイトレイルらしい景色をご覧いただけます。

緩やかな丘陵地帯に牧場や農場が広がります。
この景色が北海道に似ているということから、アルバータ州は、北海道と姉妹州提携をしています。
北海道との違いは、遠くにロッキーを望むことができること?
ロッキー山脈に平行するように、カウボーイトレイルは続きます。

カウボーイトレイルにあるクールタウンと呼ばれる小さな街には、カウボーイを思わせる作りの見かけだけのお店ではなく、中身もちゃんとしたクオリティーの高いお店が並びます。
こんなお店があったり、

1950年代風のお店で、中はダイナー風。 お店の人も、1950年代を意識したような制服を着たりしています。
それはまるで、映画のセットの中に入ったような気分です。

これからのシーズンはパティオが大活躍。 パティオはとてもにぎわうでしょうね。
こんなパティオで地ビールを飲みながら、カウボーイの定番、ハンバーガーなんて良いかもしれませんね。

ウェスタンなお店があって、流石カウボーイトレイルという名前に負けない場所でした。
気になるお店の中は…
お店の中には、こんな物がありました。





ほぼ全てが、カルガリーやその周辺のクラフトやアーティストによるもの。
南アルバータを中心に活躍する方々だとか。
こんなに陶芸家が居るとは知りませんでした。
メープルのついている物だけがお土産ではありませんよね。
唯一無二のお土産も見つかるかもしれません。
1950年代を思わせるお店から、大手チェーン店には負けない、こだわりの食材を使ってのレストランもあり、とても面白かったです。

自家製牛によるハンバーガーは当たり前。
しかも、ホルモン剤などを使用せずに育てた拘りの牛肉を使ったハンバーガー。
脂身が少ないのでジューシーさは欠けますが、肉のうまみたっぷりのバーガーで、女性には食べるのが一苦労かもしれないほど、厚みのあるバーガーパテでした。
クオリティーの高い店とレストラン。
加えて、こだわりのドイツビールまでありました。
日本のビールはラガーが主流。 地ビールは基本的にはエール。
この違いが日本でのエールビールの市場での割合の低さになっているのだとか。
だけど、こだわりのドイツビールを作る地ビール屋さんには、2種類のラガービールがありました。
のど越しすっきりを味わうなら、やっぱりラガーですよね。
ドイツビールの基本は
水、ホップ、イースト、モルト。
この4種類だけ。
これの組み合わせやタイミングで、バナナの香りだったり、ライチの香りだったり、ダークチョコレートの香りまで感じてしまうのです。
他の地ビール屋さんでは、香りづけに色々な物を入れるようですが、ここでは頑固に4種類の原料しか使わないのだとか。
ちょっと考えて、ツアーを作ろうかな? カウボーイの香りのするトレイルを通り、カウボーイの魂が残る町で、色々な店に立ち寄り、こだわりのビールやバーガーを頂く。
カウボーイ気分に浸ってみるのも面白いかもね。