母娘旅2日目


前日に続いて親子旅をご案内いたしました。
前日よりは少し雲の出ているバンフでありました。
バンフも紅葉真っ盛りで、週末(9/28+29)には雪予報が出ている関係から、恐らく週末前に紅葉の見ごろも終わってしまうでしょうね。

前日よりやや雲のかかった山ではありますが、湖面が鏡のようになり、綺麗な景色を楽しまれました。 二日とも鏡のようになることってなかなか無いことなんですよね。



世界で最も綺麗な窓。
そのような形容がされる窓からも、レイクルイーズの綺麗な景色を眺めていただきました。

ホテルの門も、熊の親子連れとなっていてかわいいですよね。

間近で見る氷河に終始感動をしていらっしゃいました。
氷河と森、そして地層がくっきり表れている山々。 双眼鏡で、朝早い寒い時間帯であっても流れ出ている氷河の解け水や、クレバスに見ることが出来る濃い青をじっくりと楽しまれていました。


ボウレイク湖畔でもゆっくり散策。 湖の広さや、かつて撮影されたテレビコマーシャルの話などをしながらゆっくり歩きます。 ボウ氷河でも、双眼鏡で氷河から流れ出る滝やクレバスをじっくり観察されていらっしゃいました。
また、湖畔に建つロッジでは、本物の鹿の角でつくった椅子や、毛皮をみて喜ばれていらっしゃいました。
一つ一つの毛皮の手触りの違いなどをじっくり楽しむことができました。野生動物と言っても、その手触りは全く異なる様を体験できることはなかなかありませんので、いい機会であったと思います。


クロッシングでは、広い川原と、山火事によって燃えてしまった山を。
双眼鏡でみると、山火事のあとがくっきり見ることができ、山火事の後にも関わらず、燃えた木々が立っているのが分かります。 自然が自然である所以。
山火事の後であっても、後処理をせず、自然のままに朽ち果てるのを待つ。そんなカナダの自然とのかかわりについても学んでいただきました。


クロッシングはロッキー一日観光のなかで、最も紅葉を綺麗に見ることが出来る場所でもあります。
週末(9/28+29)には雪予報のロッキー。
恐らくこの紅葉もあと数日で見ごろを終えてしまうのではないでしょうか。

ビッグヒルからも、遥か下を行く道路脇の綺麗な紅葉を見ることができました。
また、この観光唯一の渓谷も楽しまれておりました。
見る方角によって異なる地層の違いにも関心を持たれていらっしゃいました。

夜の冷え込みと朝からの雪によって、雪上車観光は2時間遅れ。
少人数制のわれわれは、空いている席に入れてもらい、1時間遅れで乗ることができました。
この日、乗ることが出来なかったツアーもあったのだとか。
滑りやすい氷河の上ではありましたが楽しく観光ができました。
こんな状況でも、ガイドが同行しないツアーもありました。経費節減のためでしょうかね。徐々にガイドが同行しない会社が増えているように思えます。


ミルウェルから除くクレバス。 青が一段と濃く見ることができます。
あられの降る寒い観光となりましたが、貴重な体験に感動されていらっしゃいました。

帰り道、『帰りが遅くなるとガイドさん大変でしょうから、車を止めなくても良いですよ。』というお言葉をいただきましたが、せっかくロッキーに来たわけですし、車を止めても、それほど大きな違いではないので、綺麗な紅葉と湖を最後にご覧いただきました。
結局、雪上車の遅延により、1時間遅れでのツアー終了となりましたが、最後までロッキーの話やカナダの話を聞いていただけました。
翌日は、暑さの残る日本へのご帰国のご様子で、『カナダロスになりそうです』とおっしゃっておりました。
季節により様々な表情を見せるロッキー。
日本の27倍もあるカナダ。
季節や各地にあるその特徴は、とても興味深いものであると思います。
また機会がございましたら、カナダにお越しいただければと思います。