マラソンからの…
今回3日間ご案内させていただきましたのは、ナイアガラマラソンに参加された後、ロッキーに観光に来られたお客様。
夏場のロッキーの観光の目玉である、氷河観光は10月20日をもって季節終了をしておりましたので、現時点で最も楽しむことのできる、ロッキーを満喫してもらうことを考えて、バンフ国立公園と、ヨーホー国立公園と、バンフ周辺を巡る10時間観光となりました。
あさ、朝日を浴びてオレンジ色に一部だけ色をかえるキャッスル山。 その手前の森と、足元を流れるボウ川の水のいろと。
手つかずの自然が見渡す限りある様に感動と、驚きを感じていらっしゃるご様子でした。
夏の忙しさがひと段落し、静かなレイクルイーズ。
嘘偽りのない、綺麗な自然と、必要以上に開発をしないカナダ国立公園の姿勢にも感動されておりました。
遠くにそびえるビクトリア山の氷河も、双眼鏡でじっくりと観察していただきました。
ホテル内は季節柄、すこし改装中ではありましたが、世界で最も綺麗な窓とされる場所からも、綺麗な景色をご覧いただきました。
ビクトリア氷河よりも圧倒的に近くにあるクロウフット氷河。 先端にある氷河の解け水によってつくられたトンネル部分を除くと、グレイシアブルーを綺麗に見ることが出来ました。
人気の居ない下車スポットでは、全てがお客様の貸し切り状態でありました。
ボウ川の源流にあたるボウレイクとボウ氷河。 かつていくつかの日本のテレビコマーシャルでも利用された景色は圧巻の一言。 次から次へと続くロッキーの山々と、湖一つ一つの色の違いにも驚かれておりました。
この時期にしか見ることが出来ない、透明感のあるキッキングホース川とナチュラルブリッジ。
大自然の中に、水の音しかしない。
そんな贅沢なことがこの世にあるとは。 開発され過ぎない良さもじっくりと楽しんでいただきました。
エメラルドレイクもとても静かで、綺麗な逆さロッキーを見ることができました。
湖畔を歩いていると、あまりにも静かなので、木の皮をトントン叩き虫を探しているキツツキの仲間や、ステラーズジェイなどを見ることも出来ました。
残念ながら貨物列車は通りませんでしたが、モランツカーブでも、川と線路と、森と、山と。
大自然のままの姿をご覧いただき、これだけの自然が残っていることに終始感動されているご様子でした。
バンフの街では、サプライズコーナーやボウ滝をご覧いただきました。
マリリンモンロー主演の映画、帰らざる河の舞台となった場所になります。
サルファー山のゴンドラにご一緒して、360度大パノラマの世界をご堪能いただきました。
アトラクションはお客様ご自身にて行っていただく会社もあるようですが、弊社ではガイドも同行しお客様と一緒にすばらしい景色のなかで、ロッキーやバンフの街の作られ方などについても、ゆっくりご案内させていただきます。
トゥージャックレイクでは、バンフの住人が湖の上をカヌーで遊んでいる姿に、「いい人生を送っているな」と。
バンフの街のすぐ近くにもこのようなすばらしい環境があり、湖面より暮れ行くロッキーを感じることが出来るすばらしさを深く感じられている様子でした。
カナディアンロッキーが綺麗な場所。
ということはガイドブックなどでご存じであったご様子ですが、ここまでとは思わなかったと、いい意味で期待を裏切るほどのロッキーのすばらしさを感じられているご様子でありました。
バンフではアルバータ牛をお召し上がりになられたようで、2日連続でステーキを楽しまれたご様子でした。
見て綺麗、食べて美味しいカナダを、楽しまれたご様子でしたので、ご案内させていただいた者としても、とても嬉しい3日間でした。
カナダに、ロッキーにお越しいただきまして、ありがとうございました。