アルバータ州は鈍化傾向か?(新型コロナウィルス)
3月30日 夕方時点でのカナダの感染者数は大幅に増えているものの、アルバータ州は2日連続で前日比を大きく下回る、新規感染者数の伸びにとどまっています。
3月12日、23名の州内の感染者確認の時点で、アルバータ州では、イベントの中止や在宅勤務の推奨を始めました。
それから2週間以上の時間のなかで、規制がどんどん厳しくなっていきました。
3月29日から、新規の感染者数が減り始め、感染拡大が止まらない、ケベック州、オンタリオ州、ブルティッシュコロンビア州と比べても、鈍化傾向が出てきていると言えるのかもしれません。
まだ2日間だけの状況ですので、余談は許しませんが、在宅勤務や、不要不急の外出の自粛、必要不可欠店舗以外の営業の停止など、厳しい措置を早めに取ったことがようやく数字となって表れ始めたのかもしれません。
ここで油断をすると、もとの状態にすぐに戻ってしまうことが考えられますので、一層気を引き締めて、ソーシャルディスタンスの確保と、手洗いなどの基本的な対策を重視し、症状が無くても自身が感染しているかもしれないという意識での行動が必要ではないでしょうか。
別のブログでも記載しましたが、アルバータ州の新規感染者数の人数の減少は、感染者が減ったというより、検査体制の見直しにより検査数が減ったことによる影響のようです。