カルガリーのスーパーの状況(新型コロナウィルス)

カルガリーの食料品店では、ある程度の顧客が店内に入ったあと、入店規制が行われていることは先週お伝えしましたが、店内では、お会計のレジへ並ぶにも係員による誘導がされています。
その列に並ぶ人も、6フィート約2メートルの間隔を守って並び、お互いが近すぎないように考えての行動を取っています。
マスクや手袋をする人も見受けますが、WHOがマスクの有効性が無いとの見解から、有効性があるとの見解へ切り替えて2日目となりますので、全体の2割位しかマスクや手袋をつけていません。
しかし、店の入り口では、必ず消毒液や消毒液の含まれた布が配布され、お買い物カートの洗浄や、自身の手などを綺麗にしてからの入店が求められています。
依然として、トイレットペーパーや消毒液の在庫はガラガラの状態ではありますが、少しずつ在庫が戻り始めている様子がうかがえます。
流通に関しては、あと数週間でおそらく通常に近い状態に戻るのではないでしょうか。
メディアでは、トイレットペーパーの奪いあいというのを目にしたことがありますが、今のところ私自身はそんな状況を目の当たりにしたり、殺気立った顧客同士の言い合いなどを目にしたことはなく、冷静に行動しているようにも思えます。
またアメリカなどでは、ダルビッシュ投手などが、アジア系の人に対する差別的言動がみられるとのツイートなどがあるようですが、今のところカルガリーに関しては、そのような言動をとる人がニュースになったりする様子はうかがえません。
モザイクカナダ。
多様性がこの国を強くするという考えがあることから、アジア系でも、中国系でも、だれも罵ることをする考えの人は、カナダにはいないと言っても良いかもしれませんね。