アルバータ州は医療関連資材を援助へ(新型コロナウィルス)
アルバータ州は、この先に来るであろう、第二波や感染者のピークを見据えたうえで、十二分に医療関連資材があるとのことから、カナダ全土の患者数の8割を抱える、ケベック州とオンタリオ州に救援物資として、医療関連資材を送ることを決定したようです。
ケベック州単独で、カナダ全土の感染者数の約5割、オンタリオ州も入れると、8割に達し。
この2州の医療が崩壊してしまうと、他の州にも影響を及ぼすことが十分に考えられることから、アルバータ州として、この先の感染者数のピークや第二波を考えたうえで、さらに余裕のある医療関連資材等について、2州に送る決定をしたようです。
エアカナダはこれに伴い、自社で保有するもっとも大きな機体であるボーイング777を利用し、荷室と含めて最大限の物資を運ぶことが出来るよう客室の座席も取り外しを行い、対応にあたっているようです。
カナダも重大な局面を迎えているのかもしれませんね。
一人一人が工夫をして、命を守ることを優先し、感染拡大に歯止めがかかるよう頑張るしかないですね。
カナダの各地では、夜7時になると、医療関係者などフロントラインで頑張っている方々をたたえる為に、拍手や鍋をたたいて、一丸となって頑張る意思表示と、彼らに感謝をするという意思表示が恒例となっているようです。
州を超えて、業種を超えて、この危機を皆で乗り切りたいものです。