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アメリカ人男性に罰金刑-75万ドル

アメリカに住む男性が、アラスカへ行くと言ってカナダの国境を超えることを認められたものの、実際にはバンフにて宿泊をしていた。

カナダの連邦警察より、バンフやレイクルイーズなどの観光地の宿泊施設に対し、アメリカ国籍の者が宿泊をしていた際には通報をするよう要請をしていたところ、この男性の宿泊が確認されたようです。

そこでアルバータ州の公衆衛生違反として、$1200.00の違反チケットが発行されたようです。

しかしそれでは話は終わらず、翌日この人はバンフの町にあるサルファー山のゴンドラを利用する人が駐車する駐車場に車を止めていたことが、別の人より報告されました。

駆け付けたカナダの連邦警察により車の所有者が、前日に違反チケットを受け取った者と同一人物であることが判明。前日に違反チケット発行時に、直ちにアラスカへの移動に適したルートに戻り、観光などをしないよう求めたにも関わらず、その指示に従っていなかったことから、アルバータ州の公衆衛生法ではなく、カナダの公衆衛生法例違反として、75万ドル又は6か月の禁固刑又はその両方のいずれかの刑を受けることが確定したようです。

11月に裁判が行われるため、それまでの間は釈放されたようですが、感染拡大が続いているアメリカを逃れ、カナダに観光をしに嘘をついて入国したことが、75万ドルというとてつもない罰金刑に値するとは思ってもみなかったでしょう。

75万カナダドルは、日本円で約6000万円となり、この人が実際に支払いが出来るのかわかりませんが、恐らくカナダの国境をこの人と同じ状な理由で抜け、実際には別の場所を観光している人にとっても、衝撃でしょうね。

カナダにはそれ以上の規則もあり、仮にアメリカ人がアラスカへ行くという理由でカナダに入り、新型コロナウィルスをカナダ人に感染させ、その人数や感染した者の病状によっては、1億円の罰金と、3年間の禁固刑、またはその両方が課せられるという法令があります。

アメリカ人にとってカナダという国は、それほど気にしていない存在かもしれません。カナダはなめられていると言っても良いかもしれませんね。

しかし、今回の新型コロナウィルスの一件による法案では、そんなカナダを見下した者に対する厳しい一面を見せる機会になったのではないでしょうか。

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