4月28日 カルガリー発 ロッキー観光(専用車)
4月27日に引き続き、同じご家族をご案内。
この日は、専用車10時間サービス
カルガリー発のロッキー観光へ。
ご両親は30年近く前にロッキーにいらっしゃったことがあるとか。
娘さんは、留学開始直後に学校のイベントで来られたとか。
異なる季節のロッキーも見てみたいとのことから、ロッキーへ
この日のカルガリーの朝の天気はとっても空が綺麗でした。
山の中の予報は、少し雪が混じるのだとか。
前日よりも暖かい格好をしてくださいとお願いをしておいたので、お客様の準備はばっちり。
少し低い位置にも雲があり、カルガリーより風は無いものの、雨や雪が降りやすい空模様でしたね。
この日はこのご家族だけの専用車サービスでした。
標高が少し高いレイクルイーズでは、山の上の方がすこし雲に隠れていました。
それでも風はなく、凍った湖の上に居ても、凍えるような事はありませんでした。
暫く湖の上を楽しんだあと、女子が好きな小物が多くあるお店をご案内。
カナダらしいものを購入されていましたね。
日本のゴールデンウィークは、ほぼ全ての湖が凍っていると思っても良い時期。
しかし、ヨーホー国立公園にあるエメラルドレイクは、少し融けていました。
あと数日で全面解氷になるでしょうね。透明感のある綺麗ない色をしていました。
夏は迫力のある水量を見る事が出来るナチュラルブリッジですが、この時期は綺麗な色を見る事が出来ます。
冬のまだ終わらないロッキーは、いわばモノトーンの世界。しかし、ここだけは綺麗な色をたたえていました。
レイクルイーズに戻り、カフェでアルバータビーフのバーガーを頂きました。
お客様は、普通のハンバーガー、スイスオニオンバーガー、エルクバーガーとそれぞれ異なるハンバーガーを注文し、ご家族で食べ比べをしていました。
ここのカフェ、プライドポテトの替わりにサラダを選ぶことが出来るのもポイントだと思います。海外旅行中は、サラダを食べる機会が極端に減ってしまいますからね。
レイクルイーズでの暖かいごはんを食べたあとは、動物探しをしながらバンフ方面へ。
モランツカーブでは残念ながら貨物列車が来る事はありませんでしたが、雄大な景色を見ることが出来ました。
この時期ならでは、南向きの斜面の雪の解けた場所にミュールディアを発見。
他に車両も来ることが無かったのでゆっくり見ることができました。
バンフ近郊の湖も、あと1週間もしないうちに解氷でしょうかね。
ビッグホーンシープの群れにも遭遇しました。
私は写真には収める事が出来ませんでしたが、エルクも見るこができ、この日は3種類の大型動物に出くわすことが出来ました。
ツアーガイドの仕事って、下車観光箇所へご案内するだけでは無いんですよね。
その道中も含め、時期を考え野生動物に出会える場所を巡る。
もちろん、野生動物ですから、必ず見る事が出来るだけではありません。
それでも、可能性が少しでも高い場所を巡り、お客様に楽しんで頂く。
自分の親戚が、自分を頼ってこの地を訪れたら、どの様に案内するか。
それを常に心に止めて、一期一会の出会いを大切にし続けたいと思います。
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