9月24日 バンフ発 ヨーホー国立公園観光
- カルガリーガイドサービス
- Oct 17
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この日ご案内させて頂いたのは、前日カルガリー空港からバンフへご案内したお客様2組。

秋らしい光の状態だったモランツカーブ。山の上の方には黄葉したカラマツと、まだ朝の時間であることから太陽の色が少しオレンジがかっていて、夏ではないことが見て取れる景色でした。



あれだけ日の長かったこの地にも、間もなく観光シーズンが終わりであると気が付かされるほど、朝の到来が遅くなり、モレーンレイクではまだまだ山の上の部分にだけ日があたり、湖は暗く、カヌーも営業をしていない静かな時間でもありました。



レイクルイーズは残念ながら駐車場が一杯で、お客様だけで行っていただくことになりました。まぁ、翌日の観光でもレイクルイーズに来るので、その際にたっぷり案内が出来ればとも思います。で、私は1人待機。駐車場に現れたチップモンクの写真を撮ったり、ボウ川の写真を撮ったりして時間を潰していました。


お客様と合流したあとは、レイクルイーズの駅へ。良い雰囲気の駅、人気が少なくとっても好きな場所でもあります。
この後、日本の団体ツアーさんがやって来たのですが、線路上に案内するガイドさん。カナダでは踏切を渡る以外で線路上に出ることは禁止されており、見つかった場合は罰金になってしまうのです。そんなことも説明することなく、線路上からいつもとは変わった写真が撮れますよ。的な案内をし、自らはレストランのチェックインに行ってしまう。恐らく20名位のお客様が全員線路上に入っている状況に見かねて、カナダの規則を説明させていただきました。
この時期、カナダの紅葉ツアーが人気で、メープル街道と呼ばれる東部カナダを訪れる方々が多く、ついでにロッキーにも訪れるというケースがあります。東部に人材が取られてしまうことから、元ガイド経験者がこの時期だけお手伝いということでガイドの仕事をしていることがあるのですが、最新の情報を持っていないことから、間違えた案内をお客様にしてしまうことがあります。
ロッキーの谷間って、U字谷なので遠くから列車が来ても谷間の中を音が反響しないのですぐ近くに来るまで気が付かない事があるんです。もし、200両を超える貨物列車が来たら、当然急には停車できませんので、事故になってしまうことも。
そんなことから、線路への立ち入りは禁止されているんです。私の説明で皆さん線路から出ていましたので事故にもならず、罰金を食らうこともなく事なきを得た感じでしたが…プロのガイドとして一日でも仕事をするのであれば、責任をもった仕事をしてほしいと思いますね。


ごはんはいつものビュッフェランチ
フルーツとデザートの写真を撮るのを忘れてしまいましたが、野菜もたっぷり、メインもたっぷりいただきました。お客様皆様にも好評でした。

エメラルドレイクもとっても綺麗でした。カヌーをされるお客様と、カヌーをされないお客様と。

この日は街時間も無く直ぐにチェックインできました。このカヌー乗り場で働くカナダ人女性。間もなく、半年以上日本に行くんだそうです。毎年、逗子の家に暮らし、白馬などスキーを楽しむのだとか。うーん、羨ましい。

一組のお客様がカヌーを楽しまれている間、もう一組のお客様とお散歩。カヌーのお客様の写真を撮りながらも、お散歩をしながらいろいろなお話をお客様とする。とっても充実した時間を過ごすことができます。

お散歩をしているとSTETLERJAYが遊びに来てくれました。湖を見るだけではなく、バンフより少し標高が低い場所でもあるからこそ見る事が出来る動物などを楽しみながらのお散歩。
カヌーのお客様の写真も150枚近く撮影し、後日お渡しすることに。

エメラルドレイクの後は、ナチュラルブリッジへ。まだまだ、氷河の解け水が多い為、水の色はセメント色。もう少しすると、綺麗な水色になるんです。この秋は、例年より暖かいのでまだまだ氷河の解け水が多いのでしょうね。



タカカウの滝
うっすら下の方に虹がみえました。そして、ロッククライマーを発見しました。2枚目の写真ではクライマーがどこにいるか分かりにくいと思いますが、左下のロゴの近くです。こうしてみると滝の大きさがとってもよく分かります。お客様も驚かれていました。

バンフへ帰る途中、動物探しをしながらバンフへ向かっていると、朝立ち寄ったモランツカーブに、絵になる場所に貨物列車が止まっていましたので、再度立ち寄りました。とっても長い貨物列車と黄葉と日の傾いた感じの景色が綺麗でした。

夕日を浴びたキャッスル山に立ち寄ってバンフへ帰りました。
翌日はロッキー1日観光にご案内。













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