カナダ国境閉鎖を再延長 10月末まで
カナダ政府はアメリカとの国境閉鎖を10月21日までと決定しましたが、その後アメリカ以外の国との国境閉鎖について検討し、9月末までの国境閉鎖を再延長し、10月末までと決定しました。
8月の半ば頃より徐々にカナダ各地で新規感染確認者数が増えており、9月の学校新学年再開をうけて、かなりそれまでの日常が戻った状況にありましたが、その影響か、新規感染者が大きく増える状況となりました。
カナダ保険相は再度のロックダウンの可能性は無いとは言い切れないとの公式発表を行ったり、首相も春よりも悪い状況になる可能性があることを示唆しました。
このような状況の中で、カナダとしては各国との国境については10月末までの延長を決めたということになります。
ヨーロッパにおける第二波の影響もあるでしょうが、カナダ国内における第二波と言える状況が顕著に表れ、かなり状況的に悪い方向へ向かっていることが大きな原因であると思います。
ケベック州が10月1日より28日間のロックダウンに入ることが発表され、オンタリオ州でも再度のロックダウンの可能性が高くなってきた今、カナダ国民の一人一人の気の引き締めと、以前の日常に戻ることは出来ず、新しい日常が必須であるとの認識を持たない事には、ロックダウンがこの先も起こりうることであり、国境を開けることは出来ないということなのかもしれません。